日本文化論
(1)なぜ、この記事を書くのか? 大塚英志氏は入試頻出著者です。 大塚氏の論考は、最近では、立命館大学、関西大学、文教大学、大阪教育大学等で出題されています。 最近、大塚氏は、『大政翼賛会のメディアミックス 「翼賛一家」と参加するファシズム』(平…
(1)なぜ、この記事を書くのか? 入試頻出出典・『日本文化における時間と空間』は、入試頻出著者・加藤周一氏の、これまでの著作の集大成のような内容になっています。 加藤氏は、これまでの著作で、日本人の特徴として、「集団主義」、「大勢順応主義」、「現在…
(1)なぜ、この記事を書くのか? 「現代文明批判」・「現代文明論」は、入試現代文(国語)・小論文における最頻出の論点です。 その中でも、「経済自由主義(新自由主義・グローバリズム)の進展」、それに伴う、「日本人論」、「日本文化論」、「伝統文化の見直し・再評価」…
(1)なぜ、この記事を書くのか? 「グローバル化」、「国際化」、「国際交流」の前提として、「日本文化の特質」、つまり、「自己」・「自文化」を知ることが不可欠になります。 「他者理解」・「他文化理解」の前提は、「自己理解」・「自文化理解」です。 そのため、日本と西洋…
(1)はじめに 2008センター試験国語第1問は、内容的に、やや難解だったという意見があります。 「奥」という語の多義性、日本人独自の空間感覚が、近代化・欧米化した現代日本人には、分かりにくい部分があったかもしれません。 対策としては、自分の価値観…
(1)はじめに 原研哉氏の論考は、国語(現代文)・小論文における入試頻出著者です。 最近では、東大、信州大、高知大、群馬大、早稲田大、明治大、立命館大、学習院大、法政大等の現代文・小論文で出題されています。 今回解説する『白』は、東大、早稲田大、…
(1)2018センター試験国語第1問(現代文・評論)的中報告 (今回の記事の記述は太字にしました) (赤字は当ブログによる「強調」です) (青字は当ブログによる「注」です) (以下、同じです) 2018センター試験国語第1問(現代文・評論)『デザインド・リアリティ』に…
(1)なぜ、この記事を書くのか? 評論家・宇野常寛氏は、最近の入試頻出著者です。 宇野氏は継続的に、「3・11東日本大震災、福島原発事故」について、深い考察をしています。 「3・11東日本大震災、福島原発事故」は、最近の流行論点・頻出論点であり、当ブログに…
(1)なぜ、この記事を書くのか? 現代は、戦争の危機が切迫してきている時代です。このような時こそ、単に「平和」を祈るだけではなく、「戦争」・「平和」について、より具体的に主体的に考えるべきでしょう。 この問題を考察するきっかけとなる良書(『私たち、…
(1)なぜ、この記事を書くのか? 鷲田清一氏は、ほとんどの難関大学の入試現代文(国語)・小論文で一度は出題されている、トップレベルの頻出著者です。 最近では、センター試験、東京大学、東北大学、早稲田大学、慶應大学、上智大学等で出題されています。…
(1)なぜ、この記事を書くのか? 茂木健一郎氏は、トップレベルの入試頻出著者です。最近では、福井大学、金沢大学、山口大学、早稲田大学、明治大学、立命館大学、関西大学、青山学院大学、成蹊大学などの国語(現代文)・小論文で出題されています。 国語(…
(1)なぜ、この記事を書くのか? 小林秀雄氏は、一時代前の思想家・文芸評論家ですが、小林氏の思想は、決して、古びていません。 それは、小林氏の論考は、「人間存在の根源」に焦点を当てているからです。 それ故に、今だに、難関大学の現代文(国語)・小論文…
【1】空欄補充問題をマスターしよう→空欄補充問題対策・ポイント・コツ→短期間で得意分野にするために 「空欄補充問題」は、難関私立大では必須であり、最近では、難関国公立大学でも出題されてきています。 「空欄補充問題」は、「国語全体」に占める配点の割合も…
(1)早稲田大学・上智大学・同志社大学の現代文(国語)の傾向分析・対策 【1】傾向分析 ① 早稲田大学・上智大学・同志社大学の現代文(国語)は全学部的に、全国の難関大学の中でも特に、重厚で難解な哲学的な論考を出題しています。 ② また、最新の論点・テーマを…
(1)この記事を書く理由ー私は3月3日に、ツイッター(現代文最新傾向LABO斎藤隆、@gen said ryu )で次のようなツイートをしました。 https://twitter.com/gensairyu …………………………… 【最新情報】 『日本の反知性主義』採用大学・ブログ予想記事の的中状…
(1)この記事を書く理由 【1】この記事を書く理由 松井彰彦氏は、理論経済学、ゲーム理論(最近の入試の流行テーマ・論点)、障害と経済、を専門とする経済学者(東大大学院教授)です。 著書としては 『慣習と規範の経済学-ゲーム理論からのメッセージ』…
(1)2016年東大国語ズバリ的中報告 ズバリ的中の報告をします。 『反知性主義』掲載の内田樹氏の論考「反知性主義者たちの肖像」については、このブログの予想問題記事として2016年2月10日に発表しました。(←この記事の下の、予想問題記事(2016…
(1)なぜ、この論考に注目したのか (1) 長谷正人氏は、名著『映像という神秘と快楽 〈世界〉と触れ合うためのレッスン』(以文社)で、社会的にも注目された、映像文化論を専門としている社会学者(早稲田大学教授)です。 著書しては、『映画というテクノロ…