現代文最新傾向LABO 斎藤隆

入試現代文の最新傾向を分析し、次年度の傾向を予測する大胆企画

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

予想問題/「自分なりの死の哲学は」佐伯啓思『朝日新聞』

(1)はじめに/なぜ、この記事を書くのか? 入試頻出著者・佐伯啓思氏が、入試頻出論点である「死の哲学」・「死生観」・「尊厳死」・「安楽死」・「孤独死」・「無縁死」について、秀逸な論考(→「いかに最期を迎えるか、自分なりの『死の哲学』は」佐伯啓思(『朝日新聞』2018…

2015東大国語第1問(現代文)『傍らにあること』池上哲司/解説

(1)はじめに ─ なぜ、この記事を書くのか? 「自己」・「アイデンティティ」・「自分らしさ」、「自己と死」は、入試頻出論点です。 「自己」・「アイデンティティ」の内実をいかに考えるかについては、さまざまな視点があります。 今回の記事で解説する、2015東大国語第…

予想問題/「何のための人工知能なのか」新井紀子/AI と哲学

(1)はじめに 「人工知能( AI )」は最近の入試頻出論点です。 「人工知能( AI )と哲学」、「人工知能に関する国家戦略」、「その国家戦略における哲学者の影響力」について、数学者・人工知能学者の新井紀子氏が、最近、興味深い論考を発表しましたので、今回の記事…