言語
(1)なぜ、この記事を書くのか? 「哲学」、「言語論」は、入試頻出論点です。 今回は、入試頻出著者・野矢茂樹氏の入試頻出出典『語りえぬものを語る』の中の「猫は後悔するか」を解説します。 今回の記事の項目は以下の通りです。 記事は1万字です。 (2)予…
(1)はじめに 「言葉が失墜、『物語』なき憲法論」(國分功一郎・朝日新聞2018年3月2日)は、大学入試国語(現代文)・小論文対策としても、注目するべき論考です。 國分功一郎氏は、入試頻出著者であり、「物語」・「物語論」は入試頻出論点だからです。 私は、この論…
(1)はじめに (今回の記事の記述は太字にしました) (赤字は当ブログによる「強調」です) (青字は当ブログによる「注」です) 「言語」・「言語論」・「言語哲学」は、もともと、国語(現代文)・小論文における入試頻出論点です。 最近では、2013東大国語第1問で「翻訳」、2…
(1)はじめに 本問は、漢文脈が江戸時代の武士階級にいかなる影響を与えたか、を論じた内容になっています。 「言語と人格形成の関係」は重要論点です。 最近では、「能動態・受動態の二分法」と「意志」・「自己意識」の関係にメスを入れ、「中動態」の存在意義に光を…
(1)なぜ、この記事を書くのか? 今年のベストセラーになっている哲学書『 勉強の哲学 来たるべきバカのために 』(千葉雅也)は、入試対策上も注目するべきです。 本書のキーワードは 「自己」・「言語」・「コード」・「アイロニー」・「ユーモア」・「自由」・「欲望」であり…