内田樹
(1)なぜ、この記事を書くのか? 入試頻出著者・佐伯啓思氏は、最近、着目するべき論考(「『新潮45』問題と休刊 せめて論議の場は寛容に」 佐伯啓思《異論のススメ》『朝日新聞』2018年10月5日)を発表しました。 この論考は、 「日本人と情緒性の関係」、 「…
(1)なぜ、この記事を書くのか? 「グローバル化(国際化)」に関する論点は、入試頻出論点です。 最近、「グローバル化」、「観光立国」についての、入試頻出著者秀逸な論考(「観光客と留学生 『安くておいしい国』の限界」小熊英二/2018・5・31『朝日新聞』「論壇時…
(1)はじめに/なぜ、この記事を書くのか? 「胆力」、「驚くこと」、「驚くけど驚かないこと」は、入試頻出論点であり、人生の重要課題の一つです。 人間の「胆力」を考える上で、秀逸な論考(「胆力について」『私の身体は頭がいい』内田樹)がありますので、この記…
(1)はじめに/なぜ、この記事を書くのか? 現代の世界、アメリカ、日本社会においては、「責任」・「倫理」をめぐる議論は、やむことを知りません。 現代文明は、崩壊の危機に直面しているのでしょうか。 「政治」、「行政」、「経済」、「社会」等の様々な分野に、酷…
(1)なぜ、この記事を書くのか? 「成熟」は、入試頻出論点であり、人生の重要課題の一つです。 人間の「成熟」を考える上で、秀逸な論考(「文庫版のためのあとがき」『困難な成熟』内田樹)が最近発表されたので、この記事で解説します。 入試頻出著者・内田樹氏…
(1)はじめに/なぜ、この記事を書くのか? 最近、入試頻出著者・内田樹氏が編者となり、最近の入試頻出論点である「人口減少社会」・「少子化」・「高齢化」に関する論考集(『人口減少社会の未来学』)が発行されました。 そこで、国語(現代文)・小論文対策として、…
(1)なぜ、この記事を書くのか? PISA 経済協力開発機構(OECD)の2015年国際学習到達度調査(PISA)で、日本の「読解力」の順位が前回の4位から8位に低下しました。 このことを契機に、「教育現場」における「読解力の養成」が問題化しています。…
(1)はじめに 「言葉が失墜、『物語』なき憲法論」(國分功一郎・朝日新聞2018年3月2日)は、大学入試国語(現代文)・小論文対策としても、注目するべき論考です。 國分功一郎氏は、入試頻出著者であり、「物語」・「物語論」は入試頻出論点だからです。 私は、この論…
(1)はじめにー「2018直前特集/現代文・小論文予想論点/論点整理②/情報化社会・IT化社会・Web社会・インターネット社会」 (今回の記事の記述は太字にしました) (赤字は当ブログによる「強調」です) (青字は当ブログによる「注」です) 当ブログは以下の基本的方…
(1)なぜ、この記事を書くのか? 現在、最近成立した共謀罪(テロ等準備罪)の様々な問題性を指摘する論考が、数多く発表されています。 入試対策上、それぞれの論考に目を通すことも重要です。 しかし、このような場合には、個々の専門的・技術的な論点よ…
(1)なぜ、この記事を書くのか? 最近、世界的に、政治の局面で「ポスト真実」ということが、重大なキーワードになっています。そこで、今回は、この最新キーワードについての解説記事を、 「広がる『ポスト真実』事実の軽視 まるで中世」(2017年2月17…
(1)なぜ、この記事を書くのか? 小林秀雄氏は、一時代前の思想家・文芸評論家ですが、小林氏の思想は、決して、古びていません。 それは、小林氏の論考は、「人間存在の根源」に焦点を当てているからです。 それ故に、今だに、難関大学の現代文(国語)・小論文…
(1)2017では、センター現代文、東大、早大政経・法、学習院大、慶大経済(小論文)、大阪大に続き、神戸大現代文にも、当ブログの予想論点記事が的中しました。 2017でも、 ①センター国語第1問(現代文・評論文)、 ②東大国語第1問(現代文・評論文)、 ③早大…
2017センター国語第1問・「科学論」・「科学コミュニケーション」を発展的に考察し、「人工知能」について考えます。現代文(国語)・小論文・予想論点として解説します。 以下では、 (1)なぜ、この記事を書くのか (2)神里達博氏の論考・「人工知能と囲碁」(「月刊安…
(1)現代文(国語)・小論文予想問題ー「プロの裏切り・プライドと教養の復権を」(2015・12・18「朝日新聞」月刊安心新聞)ーなぜ、この論考に注目したのか? ① 第一に、最近の流行論点・テーマが含まれているからです。 つまり、 「企業の怠慢・不正・犯罪」、 「専門家・科…
(1)現代文(国語)・小論文・オリジナル予想問題解説・丸山真男『日本の思想』《Ⅳ・「である」ことと「する」こと》①」 【1】なぜ、本書に注目したのか? 本書は1961年発行ですが、今までに、東京大学、一橋大学、北海道大学、大阪大学(小論文)、神戸大学、慶応…
【1】今回は、山崎正和氏の論考「ビブリオバトル」を題材に、予想問題記事を解説します。なぜ、この論考に注目したのか? 〔1〕この論考の紹介 山崎正和氏の論考「ビブリオバトル」は、2016年9月5日読売新聞朝刊(「地球を読む」)に掲載されました。 [2]…
(1)この記事は、「現代文・小論文・予想問題・実戦的解説・『君たちが知っておくべきこと・未来のエリートとの対話』(佐藤優)(新潮社)①」の続編です。 今回の記事の理解を深めるためにも、前回の記事を、ぜひ、参照してください。 (2)「真のエリートになるため…
(1)「電子書籍の問題点」、「電子書籍の未来への展望」、「紙の本の影響力・恩恵」は、入試現代文(国語)・(小論文)の最近の流行論点・テーマです 最近の一例を挙げます。小論文の場合は、その旨を表記します。現代文(国語)は、表記しません。 ・千葉大学-港千尋『…
(1)センター試験国語(現代文)の最新・傾向を知っておくことは、センター試験国語(現代文)対策の重要なポイントです。 このブログは、国語(現代文)の最新傾向分析を発信することを目的にしています。 そして、現代文の最新・傾向分析・予想問題記事に実績があ…
(1)キーワードをマスターしようー効果的・合理的な学習法・勉強法 これから、私が現代文(国語)・小論文の授業の参考資料として利用してきた本の中で、受験生でも利用可能なものを紹介していきます。 入試現代文(国語)・小論文の得点力アップのためには、キー…
(1)予想問題・第4章「大学が崩壊する」 前回の記事は、『文系学部解体』の全体の概要と解説を書きました。 今回の記事から、このブログを読む方は、前回の記事も参照してください。 その方が、この記事のより深い理解につながると思います。 以下に、前回の…
(1)この記事を書く理由ー私は3月3日に、ツイッター(現代文最新傾向LABO斎藤隆、@gen said ryu )で次のようなツイートをしました。 https://twitter.com/gensairyu …………………………… 【最新情報】 『日本の反知性主義』採用大学・ブログ予想記事の的中状…
(1)2016年東大国語ズバリ的中報告 ズバリ的中の報告をします。 『反知性主義』掲載の内田樹氏の論考「反知性主義者たちの肖像」については、このブログの予想問題記事として2016年2月10日に発表しました。(←この記事の下の、予想問題記事(2016…
(1)なぜ、この論考に注目したのか? 内田樹氏は、難関大学での現代文(国語)・小論文の出題が多い、トップレベルの入試頻出著者です。 最近では、早稲田大学、立命館大学等で出題されています。 内田氏は、倫理学者、翻訳家です。専門は、フランス現代思想で…