現代文最新傾向LABO 斎藤隆

入試現代文の最新傾向を分析し、次年度の傾向を予測する大胆企画

想像力

予想問題/「原発と人間の限界」高村薫/思考停止・欲望・身体性

(1)なぜ、この記事を書くのか? 高村薫氏の論考は、簡潔な表現で本質を鋭く突くのが特徴です。 爽やかで、切れ味の良い文章なので、難関大学の現代文(国語)・小論文で頻出です。 最近、入試頻出著者・高村氏が発表された「原発と人間の限界」高村薫(『朝日新…

予想問題/「安くておいしい国の限界」小熊英二『朝日新聞』/国際化

(1)なぜ、この記事を書くのか? 「グローバル化(国際化)」に関する論点は、入試頻出論点です。 最近、「グローバル化」、「観光立国」についての、入試頻出著者秀逸な論考(「観光客と留学生 『安くておいしい国』の限界」小熊英二/2018・5・31『朝日新聞』「論壇時…

予想問題/「胆力について」『私の身体は頭がいい』内田樹/驚く人

(1)はじめに/なぜ、この記事を書くのか? 「胆力」、「驚くこと」、「驚くけど驚かないこと」は、入試頻出論点であり、人生の重要課題の一つです。 人間の「胆力」を考える上で、秀逸な論考(「胆力について」『私の身体は頭がいい』内田樹)がありますので、この記…

予想問題「スポーツ本来の意義 高尚な遊び取り戻す時」佐伯啓思

(1)なぜ、この記事を書くのか? 「遊びの精神」は、 入試頻出論点です。 また、東京オリンピック、最近のマラソンブーム、ジョギングブーム等により、「スポーツ」関連論点は流行論点になっています。 最近の日大アメリカンフットボール部の「危険なタックル問…

2013早大政経国語(現代文)解説「悪人礼賛」・善意の暴走

(1)早稲田大学・上智大学・同志社大学の現代文(国語)の傾向分析・対策 【1】傾向分析 ① 早稲田大学・上智大学・同志社大学の現代文(国語)は全学部的に、全国の難関大学の中でも特に、重厚で難解な哲学的な論考を出題しています。 ② また、最新の論点・テーマを…