現代文最新傾向LABO 斎藤隆

入試現代文の最新傾向を分析し、次年度の傾向を予測する大胆企画

国語対策

2010センター国語現代文解説/岩井克人「資本主義と『人間』」

(1)はじめに センター試験国語(現代文・評論文・小説)は、「問題文本文の全体構造」を問う問題が頻出です。定番と言えます。 2010年度第1問は、全体構造を問う問題として、かなりの良問です。 その上、著者は国語(現代文・評論)・小論文の入試頻出著者・岩井克…

センター国語(現代文・評論・小説)満点奪取への過去問解説→最新7問

(1)センター試験国語(現代文・評論・小説)満点奪取への過去問解説→最新7問 2018センター試験が、いよいよ迫ってきました。そこで、2018センター試験国語(現代文・評論・小説)対策記事を書くことにします。センター対策としては、以下のことを注意してくださ…

「水の東西」等の「リズムの哲学ノート」(山崎正和)による新解釈

(1)はじめに/山崎正和氏の最近の論考「リズムの哲学ノート」、インタビュー記事から、山崎氏の名著「水の東西」・「無常のリズム」(『混沌からの表現』)を読み直す 山崎正和氏の著作は、長期的な入試頻出出典です。山崎氏の著作は大筋は分かりやすいのですが、…

予想問題「未来世代への責任」岩井克人/地球環境問題・世代間倫理

(1)なぜ、この記事を書くのか? 現在は、異常気象、地球温暖化など「地球環境問題」に関する論点が、問題化しています。 「地球環境問題」は「科学批判」のテーマにおける重要な論点でもあります。 「科学批判」は、2017年度のセンター試験国語(現代文)、東大国語…

予想問題『日本文化の論点』宇野常寛/2014早大社会現代文

(1)なぜ、この記事を書くのか? 評論家・宇野常寛氏は、最近の入試頻出著者です。 宇野氏は継続的に、「3・11東日本大震災、福島原発事故」について、深い考察をしています。 「3・11東日本大震災、福島原発事故」は、最近の流行論点・頻出論点であり、当ブログに…

予想問題『勉強の哲学 来たるべきバカのために』千葉雅也 

(1)なぜ、この記事を書くのか? 今年のベストセラーになっている哲学書『 勉強の哲学 来たるべきバカのために 』(千葉雅也)は、入試対策上も注目するべきです。 本書のキーワードは 「自己」・「言語」・「コード」・「アイロニー」・「ユーモア」・「自由」・「欲望」であり…

予想問題『ゲンロン0 観光客の哲学』東浩紀/哲学/グローバリズム

(1)なぜ、この記事を書くのか? 哲学者である東浩紀氏は、入試国語(現代文)・小論文における、最近の入試頻出著者です。 東氏が最近、『ゲンロン0 観光客の哲学』という画期的な書を発行しました。 この哲学書は、現代のグローバリズム、トランプ現象を強…

予想問題「好きなこととは何か?」『暇と退屈の倫理学』國分功一郎

(1)なぜ、この 記事を書くのか? 國分功一郎氏は、最近の入試頻出著者です。國分氏の論考は、最近、慶応大学(商学部)、中央大学、同志社大学、関西大学、獨協大学などの国語(現代文)・小論文で出題されています。 従って、国語(現代文)・小論文対策として、…

『中動態の世界』國分功一郎/哲学/現代文・小論文予想出典(後編)

(1)なぜ、この記事を書くのか? 國分功一郎氏は、最近の入試頻出著者です。國分氏の論考は、最近、慶応大学(商学部)、中央大学、同志社大学、関西大学、獨協大学などの難関大学の国語(現代文)・小論文で出題されています。 従って、難関大学入試(受験)・セ…

『中動態の世界』國分功一郎/哲学/現代文・小論文予想出典(前編)

(1)なぜ、この記事を書くのか? 國分功一郎氏は、最近の入試頻出著者です。國分氏の論考は、最近、慶応大学(商学部)、中央大学、同志社大学、関西大学、獨協大学などの国語(現代文)・小論文で出題されています。 従って、国語(現代文)・小論文対策として、…

注目図書『私たち、戦争人間について』『キリスト教と戦争』石川明人

(1)なぜ、この記事を書くのか? 現代は、戦争の危機が切迫してきている時代です。このような時こそ、単に「平和」を祈るだけではなく、「戦争」・「平和」について、より具体的に主体的に考えるべきでしょう。 この問題を考察するきっかけとなる良書(『私たち、…

予想問題『しんがりの思想 反リーダーシップ論』鷲田清一・地域社会

(1)なぜ、この記事を書くのか? 鷲田清一氏は、ほとんどの難関大学の入試現代文(国語)・小論文で一度は出題されている、トップレベルの頻出著者です。 最近では、センター試験、東京大学、東北大学、早稲田大学、慶應大学、上智大学等で出題されています。…

予想問題『暇と退屈の倫理学』國分功一郎/消費社会・真の豊かさ

(1)なぜ、この記事を書くのか? 國分功一郎氏は、最近の入試頻出著者です。國分氏の論考は、最近、慶応大学(商学部)、中央大学、同志社大学、関西大学、獨協大学などの国語(現代文)・小論文で出題されています。 従って、国語(現代文)・小論文対策として、…

坂口安吾『茶番に寄せて』/2017早大政経現代文(国語)解説

(1)なぜ、この記事を書くのか? 坂口安吾は入試国語(現代文)・小論文における頻出著者です。最近では、以下のような大学で出題されています。 「散る日本」ー佐賀大学、南山大学「FARCEに就いて」ー上智大学、神戸女学院大学「文学のふるさと」ー明治大学、早稲…

2013東大国語第1問(現代文・評論文)解説ー翻訳・異文化理解

(1)なぜ、この記事を書くのか? グローバル化、国際化の進展する現在において、政治・経済・社会などの様々な局面でグローバル化のマイナス面が鮮明になってきています。このような時こそ、「異文化理解」の重要性がますます高まってくるのです。 入試国語(現…

擬古文・文語文・青学大現代文解説『濹東綺譚』永井荷風・近代批判

(1)なぜ、この記事を書くのか?→擬古文・文語文を得意分野にしよう。 大学入試現代文(国語)・小論文における、擬古文(および、擬古文的な、一時代前の読みにくい文章、文語文)の出題率は、決して低下していません。 むしろ、最近では、じわじわ増加していま…

予想問題「人工知能の開発・その先の不老不死人間の問題点」山崎正和

(1)なぜ、この記事を書くのか? 今回の記事は、トップレベルの入試頻出著者である山崎正和氏の論考、「人工知能の開発ー『薔薇色』実は深刻な問題 不死が生む 傲慢な世界」(〈地球を読む〉2017・2・26『読売新聞』)の解説です。 今回の山崎正和氏の論考は、…

予想問題『悲鳴をあげる身体』鷲田清一・存在の世話・存在の肯定

(1)なぜ、この論考に注目したのか? 鷲田清一氏は、ほとんどの難関大学の入試現代文(国語)・小論文で一度は出題されている、トップレベルの頻出著者です。 最近では、センター試験、東京大学、東北大学、早稲田大学、慶應大学、上智大学等で、出題されてい…

現代文・小論文キーワード・最新オススメ本『現代思想史入門』船木享

現代文・小論文キーワード・マスターのためのオススメ本→『現代思想史入門』(船木享・ちくま新書)→2017早大人間現代文に、早くも4000字の論考が出題されました。 この記事の構成は、以下のようになっています。 (1)キーワードをマスターしよう→これこそが…